ie7の不具合に逢った場合、とりあえずアドオンを一つずつ無効にしてみる、という手がある。「ツール」の「アドオンの管理」から行える。もっとも、タブが表示されない、タブ機能が使えない場合はWindows高速化ソフトの類でエクスプローラーやらタスクバーやらの設定変更が原因だったりする。XPの高速化に当たってシェルとieの統合を無効にすることは定番らしいが、これがie7では裏目に出る。例えば「Win高速化 PC+」なら「デスクトップ」のタブに「エクスプローラとタスクバーをシンプルに…」のチェックを外せばよい。
もちろんタブを使わないで今まで通り新規ウィンドウを開けることも可能だ。少なくとも慣れないうちはタブよりも「直感的」に操作できる。ie6の「タブ」はWindowsのタスクバーと、altは+tabによるタスク切り替えが担っており、これをie6およびエクスプローラーの軽量化とメモリの増設が補っていた。複数のウィンドウを重ねたり並べたりしながら、モニタ全体を全画面表示状態のブラウザとして使用していたようなものだ。これに慣れてしまうと、一つのブラウザウィンドウ内で複数ページの閲覧をやりくりするタブブラウザは、なんとも窮屈に感じられる。ショートカットキーによるタブのページの切り替えも「TaskSwitchXP 」等のタスク切り替え拡張ソフトの使い勝手の良さには及ばない。そもそもブラウザは他のアプリケーションとセットで使用する場合が多く、ブラウザの各ページをアプリケーションと同等に一つのタスクとして扱うalt+tabは普通に便利だった。見たいページをalt+tabで直接選べる。タブブラウザではそうはいかない。まずブラウザを選んで次に該当ページを選ぶ──その作業は迂遠に感じる。もっともie7には表示中のページをブラウザ内で一覧表示させる「クイックタブ」がある。これはOSXのF9に似ているものの、ctrl+Qは微妙に押しづらくないか、と思う。キーの割り付けが可能であれば、使い勝手の良いキーに変更した方が良さそうだ。私はテンキーの「*」に、これをあてている。3つ以上ボタンのあるマウスなら、一つにはこれを割り当てたいところだ。
私としては、全アプリケーションのファイルをタスクバーで一元管理できる方向にWindowsが進化して欲しかったところ、世間はそれを望まなかったわけである。タブブラウジングをしない、という手もあるのだが、ie7自体が重いので、ie6のように別ウィンドウを何枚も開けるのはどうかと思う。タブに慣れるしかなさそうだ。
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